中村勇吾氏のプロジェクト、FRAMED* の新しいバージョン、FRAMED* 2.0 が Kickstarter にお目見えしました。言ってしまえば「スタイリッシュなインタラクティブフォトフレーム」なのですが、独自のマーケットプレイスを持っていて、ユーザーはそこからインタラクティブアートを買うことができ、またアーティストはオリジナルの作品を出品して売ることができます。このエコシステムの品揃えとキュレーションが他とは差別化された価値ということになると思います。
1世代目のものは120万円もしましたが、今回 2.0 になってサイズのバリエーションも増え、価格も $399 から(この価格はもう売りきれましたが) 、と個人でも買えるものになりました。
Kickstarter で $75,000 を目標に出ましたが、一晩でゴール達成し、3日目でゴールの3倍以上の $238,791 をゲットしています。
デジタルアートって彫刻とか絵画とかに比べて本来的にはポータビリティが高いはずのに、いまいち気軽に楽しめない、日常に取り入れられない、という面がありました。その理由を額縁 = frame の不在によるものだと設定し、これを解消してさらにマーケットプレイスで新たな作品を入手しやすくすることで、デジタルアートをより身近に楽しめるようにしたこの製品のコンセプトは非常に魅力的です。
私もいち早く $399 の early bird プライスで24インチのものをゲットしてしまいました。部屋のどこに置くかは来年届くまでの間にゆっくりと考えます。最新トレンドとアートに敏感なアナタも一枚ゲットしてみては?
紹介を書いてたらどっかのテック系ブログ記事みたいな文体になってしまった。何の原稿だこれ。